記者(以降 記)「はじめまして。今日はよろしくお願いします。」
ナメコ(以降 ナ)「やあ。」
記「ナメコさんはギター以外にも作曲やアレンジ・サウンドプロデュースなどなど、色々とされてますよね。」
ナ「う〜ん。まあ、そうだね。」
記「結局、何リストなんですか?」
ナ「僕は僕。君は君でしょ。」
記「はあ。」
ナ「ごめん。もっと分かりやすく言うと、この世界で僕という個人はここにしかいないってことさ。」
記「話を変えますね。よさこいのアレンジもされているんですね。」
ナ「おっと。僕もフレキシブルな対応をしないと。」
記「よさこいってどういうものなんですか?」
ナ「元々は高知県発祥の民謡・踊り・祭りなどの総称だったんだけどね。それが日本の各地域でオリジナルの楽曲と演舞を創作して祭りや大会をするようになったんだ。」
記「ほう。」
ナ「1曲の中で壮大な物語を初まりから終わりまで詰め込んで演舞をするから、音楽もそれに合わせて激しくなったり、静かになったり、オーケストラのサウンドになったり、和楽器のサウンドになったりと、、、まあ日本らしい「和」と「おもてなし」の精神が反映されたプログレって感じかな。」
記「割とまともな回答ですね。」
ナ「で、こういった音楽はかなりの知識と技術を要するので、普通の人じゃなかなか作れない。なので僕みたいな音楽のプロが作るってわけさ☆」
記「なるほど。」
ナ「ちなみによさこいのアニメもあるんだぜ?ハナヤマタって言って女子中学生の主人公なるが、、」
記「次の話題に行きますね。ギターやDTMの講師もされてるんですね。」
ナ「ドラスティックだなぁ。」
記「人に音楽を教えるのは、音楽を奏でる・創るとはまた違った観点が必要になりますよね。」
ナ「ほう。。なかなか良い着眼点だね。」
記「何か気をつけている事とかあるんですか?」
ナ「そうだね、、音大や専門学校ではキチンとした教科書があって、決まった順序でカリキュラムを組んでいくと思うんだけど、、音楽ってさ、最終的には人それぞれ、自分の中にあるものだと思うんだよね。」
記「いきなり深いですね。」
ナ「もちろん基礎的な技術や知識は必要なんだけど、今まで影響を受けた音楽・好きな音楽・やりたい事・知りたい事は十人十色。それを一個人の音楽観で他人に教えようなんて逆におこがましいかなって。」
記「なるほど。ということは一人一人にあったレッスンをしていると?」
ナ「そうなっちゃうよね。必然的に、ね。元々個人レッスンメインでやってるし。」
記「確かに。生徒さんからしてみればとても充実したレッスンになりますが、教えるナメコさんからすると相当大変ですよね。」
ナ「そうなんだけど、やっぱりこの教え方じゃないとダメなんじゃないかと思うんだよね。だから僕も日々勉強。生徒さんの音楽観を理解し、そこまで沈み込んで行く。日々発見の毎日さ。」
記「ナメコさんの幅広いスキルと深い音楽観、そして相手との意思疎通を正確に取れるコミュニケーション能力があるからこその芸当ですね。」
ナ「(照)」
記「さて、最後になりますが、今後はどういった活動を?」
ナ「まあ、今まで通り自分の音楽観を更に深く広くしていくのは当然なんだけど、ちょっと新しい試みもしてみようと思っていてさ。」
記「ほうほう。」
ナ「最近はYou Tubeなどの動画共有サイトを上手く使ってる人もいるよね。かくいう僕も在籍しているスクールで出してたりするんだけど。」
記「あぁ、ABCミュージックスクールから出している初心者講座ですね。」
ナ「そう。それ。その動画を制作してる時に思ったんだけど、あ、、こういうの意外と向いてるかもって笑」
記「また、新たな才能が開花した。と?」
ナ「そんな大層なものではないけどさ、自分の総合力が出せるかなって(白目)」
記「なるほど、それでは巷でやっているような「弾いてみた」動画とかを?」
ナ「うーん。そういうのもやるとは思うけど、普通じゃ終わらないのが僕だからさ。まあ今後の動向に乞うご期待って☆や☆つ☆」
記「それは楽しみですね。今日はどうもありがとうございました。ますますのご活躍を。」
ナ「去り際はミニマルだね。」
都内某所陽当たりの良いカフェにて
ピンクグレープフルーツジュースを飲みながら